ブロックチェーンゲーム制作チェーン -Minimal Arcade Medal-

ブロックチェーン技術、ゲーム作成のためのコード、ドット絵やアニメーションの作り方を解説するブログです。最終的に記事の内容を組み合わせることで誰でもブロックチェーンゲームが作れるようにしたいです。Micro Arcade MedalというdApps開発中です。

MAM(Micro Arcade Medal)のWhitePaper

Micro Arcade Medalとは


ブロックチェーンの新たなユースケースの一つとして自分のアイデアをこの記事でシェアします。
White Paperと書いてありますが、ICOが目的ではありません。


考えをシェアすることでコミュニティからフィードバックを受け、より良いアイデアにしていきたいと思っています。


マイクロアーケードメダル*1というDappsのアイデアなのですが、
一言で言うと、


decentralized(分散的)なゲームセンターです。


中央集権的なゲーム業界の構造を変え、
ユーザー、ゲーム開発者のどちらもハッピーなシステムを作りたいです。


純粋に楽しいゲームを作り、楽しいゲームを遊べるという環境。
そして、ゲーム開発者がゲームを開発し続けるだけのお金をゲーム開発から稼げる環境。


上記のような市場が作れればどちらもハッピーです。


現在のゲーム市場は様々な要因から歪められていると感じています。
結果、ゲームの楽しさを損なうと同時に開発者のインセンティブを下げていると思います。


ブロックチェーンネットワーク上に誰でも等しくゲームを公開でき、誰でも遊ぶことができる場所を作ることで、
多くのしがらみを取り除くことができ、ゲームとしての純粋な楽しさの追求を行えるではないかと考えました。


MAMは個人ゲーム開発を通して感じた問題についての一つのソリューション案です。


また、未だ金融以外の応用事例の少ないブロックチェーン技術の適応案でもあります。


目次

MAMが解決する問題


私は個人でゲームを開発しています。
極簡単なシューティングであったり、パズルゲームをApp StoreとPlay Storeにリリースしています。


と書くとゲーム業界の人なのかと思われるかもしれませんが、実は超新参者です。


元々SEだったんですが、業務内容がつまらなすぎてすぐ辞めました笑
そして、自分のやりたいことの一つであるゲーム開発を始めました。


個人ゲーム開発を通して、いくつかモバイルゲームアプリ市場*2に関して感じた問題があります。


それらの問題をまとめると以下のようになります。


現在の市場は歪んでおり、ゲーム本来の楽しさを提供する場所ではなくなっている。
またゲーム開発のハードルを上げている。


そして、以下のような点からそのような問題があると感じました。

  • ランキングの支配による多様性の制限
  • 課金要素によるUIの複雑化
  • 継続アップデートの必要性
  • 中間業者による中抜き

ランキングの支配による多様性の制限


ゲームアプリの数が多すぎます。
ゆえに何を遊べばいいのかわかりません。


基本的に製作者がストアから消さない限りアプリは残り続けます。


誰も遊ばなくなり、保守もされなくなったいわゆるゾンビアプリが大量に存在します。


そのような状況もあり、App StoreやPlay Storeからアクセスできるゲームアプリの量は年々増えていきます。


どのゲームが面白くて、どれを遊べばいいのかを選ぶのはとても困難です。


結果、皆ランキングを見てランキング上位のゲームを遊ぶことなります。
そしてそれらは大体ソシャゲです。


課金システムで儲けることができ、その金でマーケティングができ、ユーザーが増え、さらに儲かる…


といった循環で収益をあげやすいというのが、課金システムと相性が良いソシャゲがランキング上位を占めている理由ではないかと思います。


ランキングが支配する構造はゲームアプリの多様性を狭めています。


同じようなゲームが市場には溢れかえり、飽和状態になっている感じます。

課金要素によるUIの複雑化


モバイルゲームの画面はとても複雑化していると感じます。


複雑さが面白さを生み出すパターンもあると思うのですが、
本来シンプルであるべきゲームも複雑化しています。


私が昔よくプレイしていたゲームはシンプルなアーケードゲームでした。
起動すればすぐにゲームが始まり、終わったらスコアが表示されます。
ゲームの内容が単純に面白く、1プレイがすぐに終わるので何回も遊びました。


しかし、最近アップデートして遊んでみると、UIが一新されて、とても複雑なものになっていました。


それらは主にガチャや動画広告、バナーなど、、収益化のための部品です。
大量のコストをかけ無料でゲームを提供しているので、それは仕方ないのですが、、


ゲーム内容に集中できず、前ほどの楽しさを感じませんでした。


結果私はアプリをアンインストールしてしまいました。


ゲームはゲームの内容に集中できるようにデザインされるべきだと思います。

継続アップデートの必要性


前述の通り、ゲームは市場に溢れかえっており、次々と新しいものが現れます。


そのため、ゲームは何回も繰り返し遊ばれることが少なくなります。


もちろん、例外はありますが一般的な傾向として一つのゲームにかける時間は少なくなっていると感じます。


ユーザーのゲーム離れを食い止めるために、運営側はゲームの継続アップデートをしなくてはなりません。
仕事として行なっている場合には特に、、


継続アップデートはインディーゲームの開発者にとって大きな負担となります。
また、決して楽しい作業ではないと私個人としては思います。


これが出来ない場合、大概のゲームは消費されてユーザーのデバイスから消えることになります。


開発者にとってもゲームにとってもハッピーな状況ではないです。

中間業者による中抜き


これは一番問題だと感じました。


大体のモバイルゲームにアクセスする場合、AppleGoogleアカウントを作る必要があります。


基本的にゲーム開発はプラットフォームを提供する企業に大きく依存しています。


開発者が自分のアプリをマネタイズする場合、それらの企業に中間手数料を取られます。


これはモバイルゲームに限ったことではないです。


ゲーム開発者自らのゲームを配布する場合、プラットフォームの存在は欠かせません。


ゆえに、プラットフォーム提供側の立場はゲーム開発側よりも基本的に上になります。


当たり前と言えば当たり前なのですが。
当たり前のことを当たり前とすると何も変わりません。


自分の作ったゲームの中身が精査されたり、中間手数料を取られるのは、
正直あまり気持ちの良いことではありません。


上記の理由で、


現在の市場は歪んでおり、ゲーム本来の楽しさを提供する場所ではなくなっている。
またゲーム開発のハードルを上げている。


という問題があるのではないかと思いました。


このような問題をブロックチェーンを使うことで解決し、
新しい仕組みを作れるのではないかと考えました。


それがMicro Arcade Medalです。

MAMはどのように問題を解決するのか


MAMは分散化されたゲームセンターです。


ゲームと関係ない過剰な課金要素を取り除き、ゲームの面白さを追求するプラットフォームです。


また、ゲーム開発者が正当な報酬を受け取れるようにもします。


そして、誰もがゲームで遊ぶと同時にゲームを作れるような環境を目指します。


それを実現するために、Micro ArcadeとMedalというコンセプトを考えました。

Micro Arcade


これは私の造語ですが、MAMで遊べるゲームは全てMicro Arcadeであるべきだと現在考えています。


唯一の基準であり、これを満たしている限りブロックチェーン上のゲームセンターにアップロードでき遊べるものとします。

  • Micro: ゲームとして最小限の要素のみで構築されている
  • Arcade:ゲームの目的はハイスコアを稼ぐことである


Microという特性により、

  • ゲーム開発初心者でも作りやすい
  • 多少コードが読めれば中身がわかる(透明性の確保)
  • 余計なUIや機能を排除し、ゲームの面白さに焦点を当てる
  • 保守が必要最小限
  • バグが起きにくい


といったことが達成できます。


Arcadeという特性により、

  • ゲーム開発の指針が打ち立てやすい(初心者にとって作りやすい)
  • 1ゲームプレイを単位として扱いやすい(ゲームスタートからゲームオーバーするまで)
  • 異なるゲームをスコアという基準で統一できる

Medal


MAMネットワークではゲームを1回プレイするためにメダルトークンを使います。


メダルは買うこともできますし、プレイヤーと交換もできます。


現実のゲームセンターにないエキサイティングな点としては、


ゲームで得たスコアをメダルに変換できるということです。


つまり、ゲームをやり込めばやりこむほど、より多くのゲームを遊べるようになります。


メダルを入れたら遊ぶだけです。ユーザーを邪魔するものはありません。


メダルはメダルであり、仮想通貨への交換はできないものとします。*3


これはこのDappsを仮想通貨にしないためです。


あくまで、ゲームを遊ぶ権利の所有権を譲渡するというシステムです。


スコアを基準とすることで、ゲームの平均点*4でそのゲームの難しさが相対的にどのくらいなのかがわかります。


難しさにより、1プレイにかかるメダルの量や報酬を決定します。


以上が現在のMAMの基本的なコンセプトです。
MAMはアイデアの完成形ではなく過程です。
この記事は随時アップデートし、より具体的にわかりやすく、詳細化していきます。

追記 メダルについてのアイデア(7月18日)

メダルを交換するインセンティブ


メダルはゲームを遊ぶために必要ですが、同時にコレクション要素もあります。


メダルはユニークなものであり、同じメダルはありません。


ゲームでハイスコアを取るほど、レアなメダルを獲得できる可能性が上がります。


ゲームをプレイする以外にもメダルを集めるという楽しさをプラスすることにより、ユーザー間でのメダルのやりとりが活発になりコミュニティが活性化することを期待しています。

救済策


遊んでいてメダルがなくなってしまった場合、遊んだゲームのレビューやシェアをすることでメダルがもらえるようにします。

BOU(Bet On Yourseld)


1プレイを特別で価値あるものにするためのアイデアです。


プレイヤーはプレイをする前に、自分がどれだけのスコアを稼げるかメダルをかけることができます。


スマートコントラクトを自分への契約に適応するという考えです。


成功すればそれ相応の報酬がもらえますが、失敗するとそのメダルは帰ってきません。


よりゲームがエキサイティングになります。

*1:以下MAM

*2:スマホゲーム

*3:仮想通貨からの交換はできる

*4:もしくは別の方法